バヤン

 古いロシアのクロマティック・アコーディオン「ガルモーニ」が20世紀初頭に改良、発展されたもので、伝説の名歌手、ボヤーンの名前をとって、バヤンと名付けられた。ガルモーニは大きさによって、ピッコロ、ソプラノ、アルト、バリトン、バス、コントラバスの6種類があったが、バヤン1台で、これら全ての音域を演奏できるようになった。
 右手は鍵盤ではなく、ヨーロッパで盛んなクロマティック・アコーディオンと同じボタン式(配列、奏法は多少違うが)になっている。速い、特に跳躍したパッセージを弾くには、鍵盤アコーディオンより有利である。   
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